私はポリアモリー、つまりマイノリティーだと自覚しています。
その考え方を理解してくれる人が多いと嬉しいのですが、誰かに強要するつもりはありません。
現状は、他の人には理解されにくいなあ、くらいに思っています。
言うまでもなくマイノリティーが偏見の目にさらされることは珍しくありません。
それでも社会に溶け込んで普通の生活をしているつもりです。
生活に支障をきたさないのはシンプルに普通ぽく装っているからです。
普通って何?というのはおいておいて…。
残念ながら少数派は社会的コストを負担しながらでないと生活していかないといけません。
私が社会に溶け込んでいるのは、私自身がマイノリティーであるという自覚を持ち、パーソナリティを秘めて生活しているからです。
「いやいや、どんなパーソナリティでも尊重されるべきだ」
「マイノリティーを差別するな」
「パーソナリティは隠さなくてもいい」
という人の気持ちもわかります。
決してマイノリティーが淘汰されてもいいとか言っているわけでもありません。
ただ、すべてのマイノリティーの権利や自由を担保してしまうと社会的コストが膨大になります。
では、そのような私の考え方を世間に知ってもらい「普通扱い」されたいかと問われれば、そんなことはありません。
私はポリアモリー。マイノリティーです。
マイノリティーとは少数派という意味です。
マイノリティーが世間に認められないのは単純に日本が民主主義国家だからです。
少数派は多数派には勝てない仕組みになっています。
しかし、多数派の中にも「少数派にも配慮しよう」と考える人もいます。
そのような人を通じて世間に認めてもらうしか方法はありません。
多数派にお願いする、これも社会的コストです。
しかし、それでマイノリティーの問題が解決することは絶対にありません。
なぜなら個人の内心があるからです。
一人ひとり、考えることは十人十色。
人は強要されると拒絶します。
大声で主張するのも手ですが、もっと穏やかな方法で切り開いていくやり方もあるのではないでしょうか。
ましてや恋愛に重きを置く日本人同士で少数派と多数派でわーわーやりあっても多数派には太刀打ち出来ません。
私はまず相手の内心を尊重することが大切だと思います。
その次に自分の考えを受け入れてくれるかどうか。
それでダメなら強要せずに諦めましょう。
敵ばかり増えていきます。
マイノリティーが普通の存在と認めてもらうには多数派に認めてもらうしかりません。
大声で主張するばかりでは反発する人が増えるばかりです。
まずは反発されないように静かに、理解してくれる人を増やしていく必要があるでしょう。
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